腰椎すべり症の診断を受けてる方が腰痛でいらっしゃいました。すべり症の部分から太腿の裏への痺れもあります。
患者さんは、腰椎すべり症が原因なのでそれを治して欲しいということです。病院で改善はみられなかったので整体にも行って、お腹から背骨を押してすべりを治療してましたが、悪化しそうだったのでインターネットで調べて、当院へいらっしゃいました。
腰椎が前に滑ってるのは、先天的にあったのか、子供の頃、激しいしいスポーツをして負担をかけた場合に起こってます。ここ数日、重い荷物を持って、酷く負担をかけて背骨が一箇所、前に滑って行ったわけではありません。
腰痛のページで書いてますが、画像診断と症状はほとんど相関関係ありません。それは腰椎分離症/すべり症も例外ではありません。
今回の症状も検査をすると関節と筋肉の機能不全が原因でそれらを整えると症状はほぼ消失しました。患者さんは、驚いてました。原因を特定してそこを改善させないと症状の改善は自己治癒力に委ねるしかありません。
症状に変化が無い場合は、その状態です。だらだらと治療を続けてもあまり意味はありません。
今回の患者さん、異状のない状態を維持できるように3回の治療で根本的な改善を目指します。