肩は身体の中で動く範囲がとても大きい関節のひとつです。その反面、支持性が低く弱く傷めやすいです。また、日常の生活で常に負担をかけるので、いったん痛みがでると慢性化することが多いです。慢性化から五十肩、四十肩や腱、靭帯の骨化など重症化しないために迅速な改善が必要です。痛みの原因を突き止める事なしに効率的な改善はありません。WHO基準カイロプラクティックで安全な痛みの消失を目指しましょう。
肩の構造と肩の痛みの理由
肩は構造的に肩甲骨の浅いお皿に、腕の骨頭(球体)が浅くかぶさってます。肩甲骨は上部の背中の筋肉が裏表付着していて、いってみれば宙に浮いた状態です。肩甲骨の関節は肩以外は鎖骨にしか繋がってません。腕の動きの大きさや複雑さはこの様な構造から可能になってます。そのため、肩の関節に強固さは無く傷めやすいです。
肩の関節をみてみましょう
肩甲骨の左から後ろ、前、外側からみてます。
腕の骨と鎖骨です。
これが前からみると、この様に関節をつくり靭帯が覆ってます。
後ろから背骨と肋骨をみてます。この上に肩甲骨がのります。
こんな感じです。とても不安定さと可動性の大きさがが良く分かると思います。
肩の痛みの原因
肩周りの構造にひろげていくと首や背骨、肋骨なども関係してとても複雑です。その複雑さの中で痛みや不快感、痺れなどがおこり
- 肩を動かすと少しの違和感がある。
- 痛くて動かす事ができない。
- 特定の動きで症状がでる。
など症状は様々です。
一般的に肩を痛めた場合損傷している箇所は、回旋腱板が多いです。深部の筋肉と靭帯から構成され腕の骨頭を包み込み、関節を安定させ脱臼を防いでます。
肩の痛みのカイロプラクティック施術について
今回も複雑な関節からの負担により回旋腱板が痛んでました。肩の痛みの適切な評価と必要なカイロプラクティック施術によって健康的な回復を成し遂げました。また、エクササイズにより再発を防ぎ日常の生活の中での負担がかからない様にアドバイスをしました。