松山市のオスグッド治療 | 痛む膝だけでなく「運動連鎖」から治すカイロプラクティック
サッカー、バスケットボール、バレーボールなど、ジャンプやダッシュを繰り返すスポーツに打ち込む成長期のお子さんが、膝のお皿の下の骨が出っ張って痛がる。これは**「オスグッド・シュラッター病」**の典型的な症状です。
整形外科では一般的に、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)が成長期の柔らかい骨(脛骨結節)を強く引っ張りすぎることで、炎症や剥離が起きる、と説明されます。この説明は間違いではありません。
しかし、多くの親御さんが抱く疑問は**「なぜ同じ練習をしているのに、オスグッドになる子とならない子がいるのか?」ということではないでしょうか。その答えは、膝だけでなく、身体全体の「使い方」**に隠されています。
痛みの真犯人は「運動連鎖」の破綻
人の身体は、足首・膝・股関節・骨盤・体幹がスムーズに連動して動く**「運動連鎖(キネティックチェーン)」**という仕組みになっています。この鎖のどこか一ヶ所でも動きが悪くなると、他の部分がその動きを補うために過剰に働くことになります。
オスグッド病になるお子さんの多くは、膝自体ではなく、股関節や足首の硬さ、骨盤の機能不全、体幹の不安定さといった問題を抱えています。これらの部分がサボってしまう分、膝を動かす大腿四頭筋が余計に頑張らざるを得なくなり、結果として膝下の付着部に過大なストレスが集中してしまうのです。
症例:なぜ膝の痛みに「骨盤」からアプローチするのか
先日来院された球技スポーツを頑張るお子さんも、膝を動かしたり体重をかけたりするだけで強い痛みがありました。
私たちは痛む膝だけを調べるのではなく、この運動連鎖の考え方に基づき、全身の動きをチェックしました。その結果、このお子さんの根本原因は以下の点にあると分かりました。
- 股関節と骨盤の機能不全: 本来、衝撃吸収や大きな力を生み出すべき股関節や骨盤がうまく機能しておらず、その分の負担がすべて膝にかかっていた。
- ハムストリングの過緊張: 太ももの裏(ハムストリング)が硬いため、前の筋肉(大腿四頭筋)とのバランスが崩れ、膝への負担を増大させていた。
カイロプラクティックのゴール:再発しない身体づくり
私たちの施術は、単に痛む膝の炎症を抑えることだけが目的ではありません。痛みの原因となった「非効率な身体の使い方」そのものを修正し、再発させない身体を作ることをゴールとしています。
骨盤や股関節、足関節など、運動連鎖の起点となる部分の機能をアジャストメント(関節調整)によって改善し、筋肉がバランス良く働けるように神経系の働きを整えます。
このお子さんも、骨盤や股関節を中心に施術を行ったところ、直後には痛みなく動けるようになり、大変喜んでくれました。
ただし、一度の施術で痛みが軽減しても、長年の身体の使い方のクセや組織の炎症がすぐになくなるわけではありません。施術直後の改善は、麻酔効果のような一時的な反応も含まれるため、過信は禁物です。
当院では、3回程度の施術を目安に、関節機能の改善と並行して、正しい身体の使い方を脳に再教育するための簡単なストレッチやエクササイズを指導します。これにより、痛みの根本的な解決と、将来のスポーツパフォーマンス向上を目指します。
整形外科での診断やアイシング、ストレッチなどのケアは非常に重要です。それに加え、WHO基準カイロプラクティックでは**「運動連鎖」**という視点から、お子様の身体を機能的に評価し、未来の健康と活躍をサポートします。