自律神経失調症について

患者さんは病院の検査では異常がみつけられなく何件も病院をまわり、周囲の理解を容易に得ることもできず、症状以外に辛い思いをすることが多い症状です。

WHO基準カイロプラクティックは、自律神経への働きかけは約120年前から一般的で、近年では科学的な裏付けもおこなわれてます。それらの事は、一般的にはよく知られてないので、理解して頂き、一人でも辛い症状改善のお手伝いが出来ることを願ってます。

自律神経失調症について

自律神経について

自律神経とは、自分の意思でコントロールできない興奮する神経(交感神経)とリラックスする神経(副交感神経)のことです。そして、自律神経失調症とは、その交感神経と副交感神経がうまく働かなくなることから起こる症状のことです。

自律神経の働きについて

自律神経の働きは、自動車のアクセルとブレーキやシーソーの浮き沈みの動きに良く例えられます。どちらか一つが働けば、他の一つは働きを抑えられます。

自律神経失調症の場合、簡単に自動車に例えるとアクセルばかり働いてブレーキがきかなくなるとエンジンやいろんなパーツに負担がかかります。反対にブレーキばかり働いても動けず大変です。そのように、とても普通の状態ではありません。それが身体におこってます。

原因について

原因は 一般的には精神的なストレスが多く、ホルモンのバランスも影響することがあります。アルコールや薬などの毒性や化学的なストレスも考えられます。

症状について

症状は、自律神経がどこでどのように働いてるか考えると分かりやすです。それは血管や内臓です。そして、それらが呼吸や消化や循環などの調整をおこない身体の内部状態を一定に保つために働いてます。それらが調節できないと、動悸や過呼吸、血圧の問題、胃腸の不調、過敏性腸症候群、倦怠感や不眠症など多岐に渡ります。

病院での治療について

病院での治療は、薬物療法がおこなわれてます。化学合成された薬以外に漢方薬も使われてます。非薬物療法では、認知行動療法などがおこなわれてます。

WHO基準カイロプラクティックと自律神経失調症

WHO基準カイロプラクティックの信頼性について

WHO基準カイロプラクティックがまだ科学的な裏付けがない初期のころ(約120年前)、内臓の症状に対して効果があるのが一般的に分かっていたので、その治療がおこなわれてました。じつはそれくらい馴染み深い関係があります。後に、研究論文にて自律神経を介して内臓(1や心血管(2などへの効果が報告されてます。

近年では、6年間続く激しい片頭痛の患者さんを自律神経を改善する施術計画を実行した所、改善した研究論文があります(3。

結論

WHO基準カイロプラクティックは、自律神経失調症で苦しんでいる方にたいして貢献できます。当院では、穏やかな施術により改善のお手伝いができます。

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<参考文献>

  1. Tilley RM.(1976) The role of palpatory diagnosis and manipulation therapy in heart disease. Osteopathic Ann ; 4:272-277.
  2. Monti RL. (1981)Mechanisms and chiropractic management of bronchial asthma. Dig Chiro Econ ;26:48-51
  3. Harcourt, A., Campbell, M., Mullin Elkins, L.(2016) Dysautonomia and Migraine Managed with Chiropractic Functional Neurology Treatments. Frontiers in Neurology Conference,  https://www.frontiersin.org/10.3389/conf.fneur.2016.59.00016/event_abstract

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