2018年石鎚山ヒルクライムに参加しました。
トレーニング期間が約3か月あったので効率的なパフォーマンスアップを狙いました。
まずメニューを考えます。筋肉は、トレーニングした後、約72時間で強化されるので大会当日迄の日数を3で割って何回強化できるか計算しました。限界のほんの少し超えた状態で筋肉は強化されるので心肺系も強化できる短時間トレーニングのタバタメソッドに決定。
ブルガリアンスクワット*1で両手にそれぞれ12.5kgのダンベルを持ってタバタ。週一回定休日に実践ヒルクライムでサイクリング特有の動きに使われる筋肉群の促通をはかります。
大腿四頭筋に注目すると、伸ばされながら力を発揮してます。筋肉にとっては一番つらい状態です。そして、出力(パワー)に貢献してるというより股関節と膝関節を支持しながら複雑な仕事*2をさせられて疲労困憊してます。意思に反してオートマティカリーに鍛えられ過ぎてます。
ペダリングは複雑過ぎで、残念ながら人間のDNA設計は自転車のペダリング動作を想定してなかったようです。原始時代に自転車はありませんしね。
1ヵ月もタバタメソッドをすると、かなりパワーアップを感じ記録更新(PR)しますが、サイクリングのポジションと筋肉の連携が複雑*3で、結局の所、筋トレよりローラーで強化したほうが理にかなって確実だと感じます。
ここ迄が、減量も順調にきた1ヵ月の経過です。
健康の為に自転車を楽しむ方は、他のスポーツの併用をお勧めします。例えば、ジョギング*4だったり水泳など。それを考えるとゆるくトライアスロン練習はとても良いものですね。
自転車のページは気軽に書いていきたいと思います。
- パワーUPには、腰を下げる時よりも「あげる動作時」を意識して鍛えないと自転車トレーニング効果が少なくなります。ケイデンスUPはその限りではありません。
- 脊髄固有性からと上位中枢からの調整が整理されてない状態です。
- ポジションや足の長さによっても筋肉の使い方は違うので、教科書的に一般化するのは難しいと思います。パワーメーターでポジション取りなどするのが確実です。結局の所、結果が「どうか」なのですから。
- サイクリストは骨粗しょう症の割合がジョガーより高いのは有名です。関節が重力刺激を受けないと骨細胞は活性化しないということです。