
慢性的な顎の痛みです。口を開ける時に大きく開けると痛みがあります。良くなったり悪くなったり波があり、ここ数年に渡って症状があります。きっかけは覚えはありません。硬いものもそんなに食べてません。
診てみると口を開ける時に顎が真っ直ぐ左右そろって動いてません。頸椎に機能不全があり顎の動きの中心軸になってる関節です。そちらの機能不全を取り除くと顎の開閉時の動きが綺麗に揃いました。
しかし、大きく口を開けるとまだ痛みがあるので口の筋肉の負荷を減らすと痛みは感じなくなりました。こういった方は頭痛が多く、肩こりも寝違えも起こりやすい状態です。お伺いすると、その通りでした。関節や筋肉の機能不全がそれぞれの症状にも関係し悪化させます。
頸椎の機能不全と筋肉の負担が慢性的な負荷を顎関節にかけていたので、きちんとその負荷を取らないと慢性化は改善しませんでした。
慢性で困ってる方は、この様に原因がありますので、漫然と電気を当てたり揉んだりしても改善は難しいです。
是非、当院でキチンと原因を取り除き普通の状態にしてQOL(生活の質)をあげてください。