足首前面の痛み

足首を深く前に曲げると痛みが出ます。普段の生活ではそんな体勢は頻繁にないのでそこまでは気になりませんが、ジムに通って運動始めるので治しとこうと思ってといらっしゃいました。

症状は5年位前からで正確には覚えてません。原因に身に覚えはありません。悪化することはなく同じ状態が続いてます。

お話を聞いただけで、どの関節が機能不全なのか分かります。検査ではそれを確かめる為だけなので数分で終わります。

問診、検査の結果から距骨の機能不全の可能性です。機能不全が改善されると姿勢での痛みは消失しました。

今回の距骨という骨は珍しい骨で筋肉の付着がありません。筋肉が引っ張って骨を動かすのですが、進化の過程でその役割は必要ないと判断されたということです。

どういった役割をしているかというと、足首の所に存在して膝下の長い骨(脛骨、腓骨)からの体重(重力)を足全体に分配します。その分配の方向や方法もうまく三つの方向に分配出来る様になってます。詳しく述べると後距踵関節を介して踵骨隆起(かかと)へ、前内側へは距舟関節を介して足底内側アーチへ分散する。前外側へは前距踵関節を介して足底外側アーチへ分散します。

上記を考えると足底筋膜炎などいかに距骨の機能不全が負担を左右してるか分かります。機能的な負担がかかってる場合は、足底筋膜に湿布を貼っても効果はありません。考えれば当たり前です。

また、距骨には靭帯しかついてないので栄養を運ぶ血液の供給は靭帯からです。その為、血液供給は貧弱なので骨折や脱臼を起こした場合は、栄養は簡単に阻害され壊死を生じる可能性があるので整形外科医の研修医の先生方は気を付けて貰いたいです。

 

 

営業時間
月~土曜日 10:00~22:00
日曜/祝日 10:00~20:00
(最終受付 19:00)
☆定休日:水曜日
(祝日と重なった時は休みです)

〒790-0012 愛媛県松山市湊町4-1-9
TEL: 089-933-6763