病院のレントゲンで「ストレートネックですね。これが肩こりの原因です」と言われ、「骨の形だから、もう治らない」と諦めてしまっていませんか？
しかし、少し考えてみてください。世の中には、ストレートネックでも、全く肩こりを感じずに快適な毎日を送っている人も大勢います。
もし、あなたのその頑固な肩こりの「真犯人」が、首の骨の形そのものではなく、もっと別の場所にあるとしたら…？
驚きの事実：痛みの原因は「形（ストレートネック）」ではなく「働き（機能不全）」
ストレートネックとは、本来ゆるやかにカーブしているはずの首の骨（頚椎）が、まっすぐになってしまっている状態を指します。確かに、構造的には首や肩に負担がかかりやすい「形」ではあります。
しかし、それが直接的な痛みの原因とは限りません。 今回来院された方も、まさにそうでした。痛みの本当の原因は、「関節の可動異常」と「筋バランスの喪失」という、レントゲンには映らない「働き（機能）」の問題でした。
なぜマッサージでは治らない？「負のスパイラル」の正体
その方は、「少し揉んだくらいでは全く効果がなく、本当に大変だった」とおっしゃっていました。それもそのはずです。なぜなら、その方の身体は、「負担がさらなる負担を呼ぶ」という負のスパイラルに陥っていたからです。
関節の動きが悪くなる（機能不全）
動かない関節をかばうため、周りの筋肉が過剰に頑張り、ガチガチに緊張する
ガチガチの筋肉が、さらに関節の動きを悪くする
この悪循環により、症状が慢性化し、表面的なマッサージでは歯が立たなくなる
このスパイラルを断ち切るには、表面の筋肉をほぐすだけでなく、大元である関節の「機能」を正常化させる必要があるのです。
「診断名」に囚われず、あなたの身体の「機能」を取り戻しませんか？
私たちは、ストレートネックという「形」を無理に変えようとはしません。 痛みの真犯人である関節と筋肉の「機能不全」を正常化させ、この負のスパイラルを断ち切ることこそが、私たちの役割です。
施術後、患者様にはスマートフォンとの上手な付き合い方（負担のない使い方）もお伝えしました。根本原因を改善し、日々の習慣も見直すことで、Q.O.L.（人生の質）は格段に向上します。
松山市で、「ストレートネックだから」とつらい肩こりを諦めてしまっている方へ。 その「診断名」に囚われる必要はありません。あなたの身体が本来持つ、軽やかさを取り戻すお手伝いをさせてください。
