【松山市】子供の頭痛 中学生

関連論文です。

再発性頭痛を持つ7~14歳の子供199人を対象にカイロプラクティックマニピュレーションの効果を調査した最近のランダム化対照試験(RCT)では、カイロプラクティックマニピュレーションにおける頭痛日数の大幅な減少と全体的知覚効果(GPE)の改善が実証されました。

Lynge S, Vach W, Dissing KB, Hestbaek L. Potential effect modifiers for treatment with chiropractic manipulation versus sham manipulation for recurrent headaches in children aged 7-14 years: development of and results from a secondary analysis of a randomised clinical trial. Chiropr Man Therap. 2023 Jul 11;31(1):20. doi: 10.1186/s12998-023-00492-2. PMID: 37434189; PMCID: PMC10337090.  

患者情報;

スポーツをしている中学生です。慢性的な緊張性頭痛で運動の後やストレスが多くなると発症することが多いです。

症状の経過;

小学校の頃から頭痛持ちで、中学に入っては頻度が増し頭痛に悩まされてました。頭痛は強弱を変えて継続的にあり、特に授業中やタブレットを観た後に強くなりました。これまでも病院へ行って薬をのんでも症状が改善はされませんでした。

初回カイロプラクティック治療;

カイロプラクティックは初めてでした。初回は関節の機能的な問題をみつけて、筋肉のバランスを確認して負担が身体にいってないか調べました。

仙骨や頭蓋、肋骨、頚椎などに問題があり神経学的検査で特定しました。来院時の頭痛を10としたら2か3に改善しました。

治療プラン;

以下の治療プランを実行しました。

週に1回3週に渡って関節の機能不全を調節して、身体の姿勢や機能を改善しました。神経系の負担が軽減して脳に貢献して頭痛を低減の維持が期待されました。

エクササイズとストレッチで筋肉のバランスを改善させ身体を楽に動かせる様にしました。それらの負担が軽減したことにより、神経系への負担も軽減しました。

結果;

カイロプラクティック治療を定期的に受け、3週間後に頭痛の頻度と強度に明らかな改善が見られました。頭痛がほとんどなくなり、学業や日常生活において大きな改善がありました。今も治療を続け、健康的な生活スタイルと姿勢の維持に努めています。

この症例は、カイロプラクティック治療が頭痛症状の改善に効果的であることを示す一例です。ただし、個々の症状には個別の要因が影響するため、治療結果は患者によって異なることがあります。

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