「昨日楽だったのに、今日はひどく痺れる…」 「何をしたわけでもないのに、日や時間によって気まぐれに症状が変わる…」
そんな、原因が分からない太もも裏の痺れに、「これ以上ひどくなったらどうしよう」と不安になっていませんか?
先日当院に駆け込んでこられた40代の男性も、まさにそんな悩みを抱えていました。
検査で見えた「身体の問題」と、症状の「一貫性のなさ」
その方は、1年前からのひどい腰痛が最近治まってきた代わりに、太もも裏の痺れが現れたとのことでした。
検査をすると、腰には典型的な慢性の「筋骨格機能不全」が隠れていました。まずこれを施術すると腰の状態は改善しましたが、肝心の痺れは、体勢によって強弱が変わるものの、明確な法則性(一貫性)が見られません。
患者様の不安な一言:「この痺れは、気のせいですか?」
この一貫性のない状態をご説明すると、患者様は不安そうに、核心を突く質問をされました。 「つまり、この痺れは、気のせいか、僕の思い込みということでしょうか?」
これは、原因不明の症状に長く悩む多くの方が抱く、切実な問いです。 そして、その答えは、断じて「NO」です。
本当の原因は「脳の過敏反応(脳の勘違い)」
決して「気のせい」ではありません。 その症状は、長年の痛みやしびれを脳が記憶してしまった結果、神経の警報システムが過敏になっている状態、いわば『脳の勘上がり』だと考えられます。
例えるなら、火事でもないのに、火災報知器が少しの煙で誤作動を繰り返しているようなもの。 あなたの身体の「火種(物理的な原因)」は小さくなっているのに、脳の「警報器」が鳴りやまなくなっているのです。
「身体」と「脳」の両方にアプローチし、3回でほぼ回復
そこで私たちは、この「火種」と「警報器」の両方にアプローチしました。
身体へのアプローチ(火種を消す): まず、火種である腰の機能不全を徹底的に正常化させます。
脳へのアプローチ(警報器をリセットする): 次に、身体が安全な状態になったことを、施術を通じて脳に再教育します。これにより、過敏になっていた警報システムが落ち着きを取り戻していきます。
そして何より、患者様ご自身が、私がお伝えした「関節に負担をかけない注意点」を真面目に守ってくださったこと。このご自身の努力が、3回という短期間での回復に繋がりました。
原因不明で気まぐれな症状は、決して「気のせい」ではありません。それは、あなたの身体と脳が発している、複雑なサインなのです。
松山市で、日によって変わる原因不明のしびれや痛みにお悩みの方は、一人で不安を抱え込まずにご相談ください。その複雑なサインを、私たちが一緒に読み解いていきます。