【ゴルフ肘の症例】簡単な解決策で手首周りの機能不全を改善

1ヵ月半前から右肘の内側が痛くなり、ゴルフをすると調子が良い時は終わった後、熱を持っている感じがし、その後痛みになり、日常的に違和感があり、ゴルフができなくなりました。

香川県での通院や治療院の訪問にもかかわらず改善が見られず、患者さんは松山市までお越しになりました。

この症例はゴルフ肘と呼ばれるもので、上腕骨の内側上顆炎という状態です。尺側手根屈筋、橈側手根屈筋、長掌筋、円回内筋の付着部である内側上顆が炎症を起こし、痛みを引き起こします。関節包や靭帯などの組織の炎症も考えられますが、筋肉だけを動かすと痛みがある場合には筋肉の問題が優先的に考えられます。筋力検査によって診察すると、遠位橈尺関節から先の領域が関係していることが分かります。

手首周りの機能不全を改善すると、動かしても痛みが出なくなります。

「なーんだ、こんな簡単なことだったんですね!」と患者さんはおっしゃいます。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!