【松山市】その胸の痛み、原因不明?医師も悩んだ症状を改善したカイロプラクティック的視点

「咳をすると胸に響く…」 「運動するとズキッと痛みが走る…」 「時々、腕までしびれる…」

心臓や肺の病気ではないかと不安になり病院で精密検査を受けても、「特に異常はありません」と言われ、原因がわからないまま症状に悩まされていませんか?

先日、まさにこのような症状で、一人の医師の方がご自身の身体の不調に悩まれ、当院に来院されました。

医師が患者となるとき:原因不明の胸の痛みと腕のしびれ

その方は、数ヶ月前から続く胸の痛みに悩んでおられました。ご自身の専門知識から「胸郭出口症候群」などを疑い、友人の医師にも相談しましたが、原因は一向にわからない。職業柄、ご自身の身体に何が起きているのか分からない状況は、ことさら大きなストレスだったことでしょう。

病院の検査で「異常なし」。そこからが、私たちの出番です。

患者様が病院で精密検査を済ませて来られることは、実は非常に重要です。なぜなら、心臓や内臓などの深刻な病気の可能性が、専門家によって明確に排除されているからです。

それは、私たちが安心して「筋骨格系の機能」という、私たちの専門分野に100%集中できるというサインでもあります。

医療機関は「病気(器質的疾患)」を見つける専門家であり、私たちは「身体の働き(機能不全)」を評価する専門家です。両者の視点が合わさることで、初めて本当の原因が見えてくるケースは少なくありません。

痛みの“スイッチ”を発見:原因は「背骨と肋骨の関節」にあった

私たちは、問診と検査から、痛みの原因は病気ではなく、背骨(胸椎)と肋骨をつなぐ関節の、ごくわずかな動きの悪さ(機能不全)と、それに伴う筋肉の過緊張にあると突き止めました。

そして、患者様に痛みの出る動きを再現してもらった後、原因となっていた関節の機能を正常化。もう一度、同じ動きをしてもらうと…

「あれ?痛くなくなった…へー、そういうことなんだ…」

ご自身の身体で起きた明確な変化に、専門家であるご本人も深く納得されているご様子でした。レントゲンには決して映らない「動き」の問題が、長引く痛みの“スイッチ”になっていたのです。

なぜ、この「機能の問題」は見逃されやすいのか

整形外科の中にも、筋肉や関節の機能が痛みの原因になると警鐘を鳴らす先生はいらっしゃいますが、まだ広く認知されていないのが現状です。

それは、レントゲンやMRIが骨の形や組織の「静的な状態」を写すのに対し、私たちが診ているのは、関節がスムーズに「動いているか」という機能的な側面だからです。この視点の違いが、原因不明とされる症状を生む一因となっています。

病院で「異常なし」と診断されたけれど、つらい症状が続いている。 松山市でそのようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度、「身体の機能」を診る専門家にご相談ください。あなたの長引く不調の答えが、見つかるかもしれません。

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