腕の痺れで悩む方へ:脳機能に着目したアプローチで根本改善へ

原因不明の腕の痺れと腰痛にお悩みの方へ

「約一か月前から、腕に言葉では表現しづらい嫌な感じの痺れがあって…」先日、このようなお悩みで患者様がご来院されました。この痺れは、日常生活で常に気になるものの、腕や首、頭を動かしても症状に変化がないという特徴がありました。このようなケースでは、多くの方が原因が分からず不安を抱えていらっしゃいます。

腕の痺れの正体は「筋肉からの関連痛」の可能性

詳細にお話を伺い、各種検査を行った結果、この不快な腕の痺れは、神経の圧迫など特定部位の問題よりも、「筋肉からの関連痛」が大きく関与している可能性が高いと判断しました。筋肉の関連痛とは、ある筋肉の過度な緊張や硬結(トリガーポイントとも呼ばれます)が、その筋肉自体とは離れた場所に痛みや痺れとして現れる現象です。この患者様の場合も、首や肩周りの深層筋の緊張が、腕への関連痛として痺れを引き起こしていたと考えられます。

当院では、まず徹底したリスク管理を行い、安全性を最優先した上で、原因となっている可能性のある筋肉に対して的確なアプローチを行いました。その結果、初回の施術で、ご来院時に10あった痺れが半分程度の5まで軽減し、患者様も症状の変化を実感されました。

その後、改善をさらに確実なものにするため、週に2回のペースで集中的に施術を継続しました。数回の施術を重ねるうちに、あれほど気になっていた腕の痺れは完全に消失し、快適な日常を取り戻されました。現在は、お仕事柄、身体への負担が蓄積しやすいため、症状の再発予防と健康維持を目的とした定期的なメンテナンスのために、継続して通院されています。

慢性的な腰痛と「脳の機能低下」の意外な関係性

さて、この患者様は腕の痺れとは別に、腰痛のお悩みも抱えていらっしゃいました。腰痛に関しては、医師から「脳の問題」としてアプローチを受けているとのことでした。この「脳の問題」という言葉は、一般の方には少し分かりにくいかもしれませんが、実は慢性的な痛みや原因不明の身体症状において、非常に重要な視点となります。

近年の研究では、長引く腰痛や原因不明の身体の不調には、「脳の機能低下」が関与している可能性が指摘されています。これは、脳梗塞や脳腫瘍といった器質的な脳疾患を指すのではなく、ストレス、疲労、睡眠不足、栄養の偏りなどによって、脳が本来持っている情報処理能力や身体コントロール機能が一時的に低下している状態を指します。

脳は全身の司令塔であり、痛みの感覚、筋肉の緊張度合い、自律神経のバランスなどを精密にコントロールしています。しかし、脳の機能が低下すると、これらの調整がうまくいかなくなり、痛みを過敏に感じやすくなったり、筋肉が過剰に緊張したり、自律神経が乱れたりすることで、結果として腰痛などの慢性的な症状が現れることがあるのです。

症状の根本改善を目指すために

当院では、腕の痺れであれ、腰痛であれ、症状が出ている表面的な箇所だけにとらわれることなく、その背景にある身体全体のバランスの乱れや、生活習慣、さらには脳機能といった多角的な視点から根本原因を探り出し、改善へと導くことを目指しています。

「どこへ行ってもなかなか良くならない」「原因が分からないと言われた」など、つらい症状でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。身体の声に耳を傾け、あなたに合った最適なアプローチで、快適で健康的な毎日を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

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