「ぎっくり腰」になったら?正しい対処法と予防、カイロプラクティックの役割
「これって、ぎっくり腰ですか?」 突然の激しい腰の痛みで来院された方から、不安そうによく尋ねられます。「魔女の一撃」とも呼ばれる**「ぎっくり腰(正式名称:急性腰痛症)」**は、あまりの痛みに動けなくなり、多くの方を強い不安に陥れます。
しかし、ほとんどのぎっくり腰は、筋肉や関節、靭帯などの損傷が原因であり、適切な対処をすれば1ヶ月程度で自然に回復することが多いです。まずはパニックにならず、落ち着いて行動しましょう。
ぎっくり腰になったら?最初に確認すべき「危険なサイン」
ほとんどのぎっくり腰は生命に関わりませんが、ごく稀に、緊急の対応が必要な病気が隠れていることがあります。以下の**「危険なサイン(レッドフラッグ)」**に一つでも当てはまる場合は、すぐに病院(整形外科や救急外来)を受診してください。
- 足の痺れや痛みがどんどん悪化する
- 足に力が入らない、感覚がなくなる
- 尿が出ない、漏れてしまう、便失禁がある(膀胱・直腸障害)
- 安静にしていても痛みが全く軽くならない、むしろ悪化する
- 原因不明の発熱や体重減少がある
- がんや重度の骨粗しょう症の既往歴がある
これらの症状は、馬尾症候群や腫瘍、感染症などの可能性があります。カイロプラクティックの前に、まず医師の診断を優先してください。
【常識が変化】ぎっくり腰の正しいセルフケア:安静はNG?
かつては「ぎっくり腰になったら絶対安静」が常識でしたが、現在ではその考え方は変わってきています。
国内外の最新の診療ガイドラインでは**「痛みが許す範囲で、できるだけ早く普段通りの生活を再開すること」**が推奨されています。2日以上のベッドでの安静は、かえって回復を遅らせ、腰痛を慢性化させるリスクがあることが分かっています。
- 痛みの少ない楽な姿勢を探す: 痛みが強い発症直後は、横向きで膝を曲げるなど、最も楽な姿勢で休みましょう。
- 無理のない範囲で動く: 痛みが少し和らいだら、家の中を歩くなど、できる範囲で身体を動かし始めましょう。
- 自己判断でのマッサージは避ける: 炎症を起こしている部位を強く揉むと、かえって悪化させることがあります。おすすめしません。
治療の選択肢:病院とWHO基準カイロプラクティック
危険なサインがない場合、痛みを和らげ、より早く回復するための選択肢があります。
- 病院(整形外科)の役割 病院では、痛み止めの薬(NSAIDsなど)や湿布が処方されます。これらは初期の強い痛みを抑え、動けるようになるための助けとなります。
- WHO基準カイロプラクティックの役割:早期回復と再発予防 「薬だけでなく、もっと根本的に回復を早めたい」と願う方にとって、カイロプラクティックは有効な選択肢です。 近年の多くの研究や診療ガイドラインでは、急性腰痛に対する徒手療法(カイロプラクティックの主要な手技)が、短期的な痛みの軽減と機能改善に有効であることが示されています¹⁾²⁾。 私たちは、痛みの原因となっている関節の機能不全や筋肉のバランス異常を特定し、専門的なアジャストメント(調整)で身体の働きを正常化させます。これにより、身体が本来持つ自己治癒力を最大限に引き出し、より早く、より完全に回復することを目指します。
ぎっくり腰の最善の治療は「予防」です
ぎっくり腰を何度も繰り返す方は、背骨や骨盤に関節機能の問題を抱えているケースがほとんどです。
定期的なカイロプラクティックのケアは、関節の動きを最適な状態に保ち、特定の部位に負担が集中しないよう身体のバランスを整えることで、ぎっくり腰の再発リスクを大幅に減らすことができます。また、あなたの身体に合ったストレッチやエクササイズを指導し、腰の健康を長期的にサポートします。
つらいぎっくり腰の痛みから一日でも早く解放され、再発しない身体をつくるために。ぜひ松山市のお近くのWHO基準カイロプラクティックにご相談ください。
<主要な参考情報>
- 日本整形外科学会/日本腰痛学会(監修)「腰痛診療ガイドライン2019(改訂第2版)」
- Qaseem, A., et al. (2017). Noninvasive Treatments for Acute, Subacute, and Chronic Low Back Pain: A Clinical Practice Guideline From the American College of Physicians. Annals of Internal Medicine, 166(7), 514–530.