【松山市のすべり症】「背骨がズレて、滑っている」は、本当?解剖学が教える“腰痛の真実”

「腰椎すべり症ですね。腰の骨が、前にズレて滑っています」

病院でレントゲンを見ながらそう告げられ、「骨がズレているなら、もう治らない…」と、絶望的な気持ちになっていませんか? そして、「ズレた骨を元に戻しましょう」という甘い言葉で、痛くて意味のない施術を受けてしまってはいませんか?

しかし、もし**「背骨は、そう簡単にはズレない」**というのが、解剖学的な真実だとしたら…?

すべり症は第5腰椎(背骨の一番下の骨)にみられ先天的な形成不全や発育期でのスポーツや姿勢などの負担によって成長の過程で背骨の連続性が絶たれて起こると言われてます。遺伝的な因子が大きいといわれておりアラスカに住んでいるエスキモーは約30%がすべり症だと報告されてます。

つまり、昨日今日の負担、例えば洗車をしたとか庭仕事をがんばったなどで背骨が前すべっていったわけではありません。

なぜ、背骨は“ズレない”のか?3つの鉄壁ガード

私たちの背骨は、非常に精巧かつ強固な構造で守られています。

 

1.強靭な「靭帯」による連結

背骨は、前後左右を、複数の「強靭」と表現されるほど強力な靭帯でガチガチに連結されています。もしこれが損傷すれば、それは「捻挫」という大怪我です。

2.強力な「筋肉」による保護

その靭帯の上を、さらに幾重にも重なった深層筋や、脊柱起立筋といったパワフルな筋肉が、まるでロープのように覆い、背骨を支え、保護しています。

3.関節の「決まった動き」

そもそも、関節にはそれぞれ決められた動きの方向と範囲があります。 「車のタイヤは前に回転しますが、急に横に外れたりしませんよね?」 それと同じで、背骨の関節も、前後屈や回旋といった決まった動きしかしないのです。

これらの理由から、昨日今日、重い荷物を持ったくらいで、背骨が前にズレて「すべり症」になる、ということは解剖学的にありえないのです。

では、なぜ「すべり症」と診断されるのか?

多くの場合、あなたの「すべり症」は、先天的なものか、成長期のスポーツなどによって、何十年も前から、すでにそこにある状態です。そして、その「すべり症」と、あなたが今感じている「痛み」は、全くの無関係である可能性が非常に高いのです。

希望の科学的根拠:すべり症と症状は、ほとんど関係ない

これを裏付ける、非常に重要な研究報告があります。

  • X線で「すべり症」が写った人の約半数は、全くの無症状であった。
  • 6〜7歳の子供500人を16歳まで追跡した研究では、すべりの進行と症状の出現は、全く関係がなかったと結論づけている。

つまり、あなたの痛みやしびれの本当の原因は、すべり症という「骨の形」ではなく、レントゲンには映らない「筋骨格の機能不全」にある可能性が極めて高いのです。

そして、その「機能不全」は、カイロプラクティックで改善が可能です。実際に、すべり症のある腰痛患者と、ない腰痛患者とで、カイロプラクティック治療の効果に著明な差はみられない、とされています。

「すべり症」という診断名に、もう怯える必要はありません。 松山市で、診断名に囚われ、改善を諦めかけている方へ。その痛みの本当の原因を探し、QOL(生活の質)を取り戻すお手伝いを、私たちにさせてください。

参考文献

Frederickson BE, Baker D, McHolic WJ, Yuan HA,Libichy JP: The natural history of spondylolysis and spondylolisthesis. J Bone joint Surg 66-A No 5, 699-707,1984

Rowe GG, Kocke MB: The eliology of separate arch. J Bone joint Surg 35-A:102-110,1953

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