スポーツ専門学生のため:シンスプリントの症例から学ぶメンテナンスの重要性

スポーツを専門的にしている学生さんですが、脛骨前面の痛みで悩んでいます。彼は弁慶の泣き所とも言える痛みを歩くだけで感じ、屈伸も痛みを伴います。この症状はシンスプリントと呼ばれ、運動をする人々によく見られる骨膜炎です。炎症自体はすぐには改善されませんが、炎症部位にかかる負担を改善することで症状の緩和が期待できます。

検査の結果、彼の膝と足首に異常が見つかりました。これらの部位を正常な状態に戻すことで、彼の症状は改善します。さらに、直接的な負担をかけている筋肉を緩めることで、痛みが消える箇所もあります。最後には骨盤の矯正を行い、大きな負担を軽減します。

立って動いても彼は驚きと喜びの表情を見せました。痛みはほとんど軽減されたのです。

私はスポーツを目指す子供たちを診察する際、いつも同じことを感じます。彼らはメンテナンスを全く行っていないようです。若いから寝れば治ると思っているのか、トレーニングに忙しくてメンテナンスに手が回らないのか、理由はわかりません。しかし、きちんとメンテナンスを行い、トレーニング時に最大限のパフォーマンスを発揮できる状態であれば、非常に良い結果が得られると思います。もったいないと感じるのです。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!