ヨガのインストラクターの方が、自身の身体のメンテナンスについて相談されました。特に症状はないが、身体のチェックを受けたいとのことです。
まず、筋力検査を行いました。筋力に問題があると、適切に力を発揮することができなくなります。残念ながら、バランスに問題があることが分かりました。彼女は毎日ストレッチをしているにも関わらず、その結果にがっかりしていましたが、自分で筋肉のバランスを正確に知る方法は限られています。私たちがチェックを行い、バランスが取れるようにどの部位をストレッチすれば良いかを指導しました。
また、関節の機能異常も見つかりましたので、ヨガのポージングの際に彼女に注意を促しました。関節に負担をかけることで靭帯が緊張し、可動性が低下する箇所があるようでした。関節に対して正しいアプローチを行うようにアドバイスしました。
現代の人々は、身体の使い方に偏りがあるため、身体を機能的に適切に使うことができていないことが多いです。一般の方々は疲れやすくなったり、運動後に爽快感を感じるはずなのに疲労感しか感じないなどの状況が見られます。プロのスポーツ選手であれば、能力を発揮できない（スランプと感じる）こともあります。こういった状態は、痛みが現れる前段階としてよく見られます。
定期的な身体のチェックをお勧めしています。これにより、生活の質（QOL）を向上させることができます。ヨガインストラクターである彼女にとって、自身の身体の状態を管理し、メンテナンスすることは非常に重要です。
