【松山市】小学生の視力低下と姿勢の関係

近年、小学生の中に裸眼で黒板がぼやける視力0.3未満の子供が増加しており、その数は35年前と比べて3倍以上にも上ります。成長期にある子供は身体が成長する過程で近視が進行しやすいため、この問題に注意が必要です。

なぜ子供たちの視力が悪化しているのか、その理由は単純に携帯ゲームやテレビゲームの利用増加や、自然の中での遠くを見る機会の減少などが挙げられますが、また、勉強中の悪い姿勢も目に負担をかける要因となっています。

一般的に、猫背で頭が前に出て本との距離が近くなることによって近視が進行すると考えられますが、さらに問題なのは首を傾げながら机に向かっている子供たちです。

首を傾けると、利き目でピントを無意識に合わせる一方、もう一方の目はピントがずれてしまい、焦点が目の網膜の後方に位置することがあります。この状態が続くと眼球が伸びて近視が進行する可能性があります。

こうした姿勢の問題は、左右の筋肉のバランスが悪くなり、子供たちが習慣づけてしまうものです。頭を傾けることで楽に感じられるため、意識しない限り悪い姿勢を続けてしまうことがあります。

肩こりに悩む子供たちは多いですが、さらに悪い姿勢が目にも悪影響を及ぼすことを忘れてはなりません。幼少期は筋肉や関節を正しい状態に整え、姿勢を改善することで目の健康に良い影響を与えることができます。

もし子供の姿勢に心配がある場合は、WHO(世界保健機構)基準に基づいたカイロプラクティックで適切な矯正を行いましょう。お問い合わせはお気軽にどうぞ。

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