【松山市】坐骨神経痛 50代

整形外科から坐骨神経痛と言われて来院されました。坐骨神経痛は病名ではなく症状です。頭痛で病院に行って「これは頭痛ですね。」とお医者さんに言われたという状況です。

それはそれとして、お尻から太腿裏側に痛みとも痺れとも分からない症状があります。お話を聞いただけで原因の可能性は特定できます。患者さんは「神経が痛んで」とおっしゃってます。年配の方は医師の言った事に疑いを持ちません。ですので、きちんと筋骨格機能不全の説明をして改善しても「神経が良くなった」と笑顔でおっしゃる事が多いです。

カイロの学校を卒業したての頃は、正しい知識を世間に広める使命感もあって「いえいえ違いますよ、これは、筋骨格、、」と再度説明してましたが、10年も経った現在では、人間の認識と脳機能の関係なども勉強してるので「神経が良くなって良かったですね。」ととても年配の方には言ったりします。重要なポイント(症状の改善)に重きを置いてバランスをとってます。

Sciatic_nerve.jpg

坐骨神経とは上の図(後ろからお尻ー太腿をみてます)の黄色い所です。こんな大きな神経が痛んだら普通に考えるととても痛く歩けません。論理的に考えると神経と一緒に走行してる血管が虚血状態になり神経に血液が供給され難くなると症状がでると考えられます。しかし、人の身体はそんなに単純ではなく、症状が出るくらい負担があると、その周りが負担を分散する為に補助をして正常ではない状態になり、そこからも症状がでます。そういった3つも4つもの原因が重なって症状を形成してるので深く理解してないと症状改善などは無理です。と、最近また整体業界の方の来院が多く質問を受けるので詳しく書きました。

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